Qシャーロック 7月4日の死

ボードゲーム

どんどん売れて続編を出して欲しいので
グループSNE「Qシャーロック」
を紹介します。

目次

概要

商品説明

2019年ドイツ年間ゲーム大賞推薦作! 世界中で話題を呼んでいるスペイン生まれの推理ゲーム!

大勢でもひとりでもプレイ可能な、謎を解決するための協力ゲームの独自ルール「Qシステム」により、
本格的なミステリー体験が味わえます!

グループSNEオフィシャルサイトより

プレイ人数:1~8人
プレイ時間:60分
対象年齢 :8歳以上

ゲームの流れ

最初に読み上げる導入の文章と、
最初に必ず公開するナンバー01のカードを確認して、
各プレイヤーがカードを3枚引いたところでスタートします。

プレイヤーは手札の中から公開する、又は捨てるカードを1枚選択します。
カードを捨てる場合は裏向きにして捨てるので、自分しか知らない情報
ということになります。

捨てたカードの情報については、このあとの推理パートに入るまで
話すことはできず、全てのゲームが終了するまで見直すこともできません。

公開、又は捨てたあとで山札からカードを1枚引いて、
次のプレイヤーの番になります。

これを全てのプレイヤーの手札が全てなくなるまで繰り返します。

公開していると減点となるカードも存在しているので、
高得点を狙う場合は、公開するカードについても注意が必要になります。

基本的に事件の本筋と関係のないカードが減点対象になっているようです。

全てのプレイヤーの手札がなくなったら、次は推理パートです。

※この際、捨てたカードが6枚未満だとこの時点で失敗となってしまいます。
 そのため、ある程度のカードは必ず捨てなければいけません。

推理パート

これまで公開された情報、また捨てたカードの情報を
思い出しながら共有して、事件のストーリーを考えます。

回答パート

紙のシールを剥がし、質問リストに回答していきます。

推理パートで質問リストにある内容について考えていなかった場合は
ここで考える必要があります。

ただ、あまり質問リストを見ながら考え込んでしまうと
難易度が下がってしまうかもしれません。

採点パート

紙を展開して答えを確認します。

事件の全貌がまとめられたストーリー、質問の答え、
公開されていると減点となるカードの番号が記載されています。

少ないコンポーネントで手軽に始められる

ルール説明、質問リスト、答えがまとめられている紙が1枚と、
カードのセット、あとはカードを並べるスペースがあれば簡単に始められます。

タイムストーリーズ等コンポーネントが多いゲームも楽しいですが、
準備と後片付けのことを考えると少し腰が重いので…。

タイムストーリーズも大好きなのでまた今度紹介します。

記憶次第で珍事件に

各プレイヤーで、重要と思われる情報は共有しますが、
捨てたカードは自分で記憶するしかありません。

捨てた時点では事件と関係がないと思っていても、
その後共有された情報で、あれって重要だったのか!と気づくことも多いので
しっかり記憶しておくことが大切です。

もし間違ったまま記憶してしまうと、自分しか知らない情報なので
訂正されることもなく、最終的にとんでもない事件が生まれてしまうことも…。

注意事項

1人はおすすめしません

一応ソロプレイもできるようになっていて、公式からソロプレイ用のルールも用意されていますが、
面白さが激減してしまうのでおすすめしません。

このゲームの面白いポイントは、限られた情報の中で自分なりのストーリーを組み上げて、
他のプレイヤーと議論をしながら正解を目指していくことだと思うので、
少なくとも2人以上でやるべきだと思います。

1回やったら終了

ゲームの性質上、答えを知ってしまったらもうプレイできません。

3作入って約3,000円なので、1プレイ1,000円くらい。

ただ、紙を切ったり、直接書き込んだりすることはないので、
物自体は何度でも使い回せます。

自分がプレイしたあとは友人に貸したりしても良いかもしれません。

シールの位置

私がプレイしたときはシールの位置が悪く、最後に見るべきだった質問のリストが
見えている状態でスタートしてしまいました。

流れとしては、
ストーリーをまとめる→質問のリストを開く→回答する→正解を確認して採点する
となっているべきでした。

※シールについて公式サイトでも注意書きがありました。

まとめ

他のプレイヤーと最後の推理が食い違っていたりすると時間がかかりますが、
大体1時間から2時間程度でプレイ可能で、用意されたカードを使うだけなので、
この手のゲームにしては手軽な方だと思います。

高得点を目指した結果、情報が少なすぎてメチャクチャなストーリーになったり、
捨てたカードを間違って覚えていて、いつまでも推理がまとまらなかったり、
大人数でやると盛り上がると思います。

1回しかプレイできないことが気になる方もいると思いますが、十分元は取れると思います。

とてもおすすめです。

成績

最後に私が実際にプレイしたときの点数を載せておきます。
ちなみに全て2人でプレイしています。

1回目.ラストコール:16点-11点= 5点 ※遊び方を間違えて、質問リストを見ながらプレイ
2回目.考古学者の墓:20点- 1点=19点 ※遊び方を間違えて、質問リストを見ながらプレイ
3回目. 7月 4日の死:14点- 4点=10点

次ページはネタバレを含む、各回の感想です。

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