
こんにちは。
今年の目標は週に1本は映画を観る、
まいピザです。
今回はAmazonPrimeVideoで視聴できる
映画スタンド・バイ・ミーについて紹介します。
この映画について
1959年の夏、オレゴン州の田舎町。4人の12歳の少年たちは、行方不明の少年の死体が線路上に放置されているとの噂を聞きつけ、探しに出かける。その冒険は、若い彼らにとって色褪せぬ思い出となるのだった。
引用:スタンド・バイ・ミーを観る|Prime Video
ポケットモンスターで知った映画
私がスタンド・バイ・ミーを知ったきっかけは子供のころ遊んだポケットモンスター赤でした。
ポケットモンスター赤・緑で、プレイヤーの部屋のテレビを調べると
「おとこのこが 4にん せんろのうえを あるいてる…… ぼくも もう いかなきゃ!」
というメッセージが表示されます。
当時は全く意味が分かりませんでしたが、何度も何度も繰り返し遊んでいて、
パソコンからきずぐすりを引き出すことと一緒に、このメッセージは覚えていました。
しばらく経ってから、それがスタンド・バイ・ミーという映画のワンシーンだということを知りました。
想像と違ったストーリー
タイトルは知っていたし、4人の子供が線路を歩くシーンは見たことがありましたが、
今回初めてストーリーを知りました。
まさか死体を探すために歩いていたとは…。
勝手に子供たちで家出した話とか、それくらいだと思っていました。
死体を見つけてヒーローに?
最初はちょっと考えさせられました。
死体を見つけて通報する→取材されてテレビやラジオに出る→自慢できる!
という、発想みたいですね。
たしかに子供の頃はテレビに映ったら自慢してたかも。
もし自分だったら、死体なんて見たくないと思いながらも、
死体を見ることや、親に内緒で遠出することにビビってると思われたくなくて
一緒に行ったかもしれません。
それぞれの道に進む現実
成長してそれぞれの道に進むことも、在学中でさえ徐々に疎遠になっていくことも、
悲しいですが現実味があって、自分の子供の頃と重ねてしまいます。
フィクションなんだから大人になった4人がまた集まって、
当時のことを話したりしてても良い気がしますが、それではここまでの名作にはならなかったかも。
好きなセリフ
私にとっては世界の全てだった
冒頭にあったこのセリフで、一気に子供の頃の感覚に引き込まれました。
映画そっちのけで、自分が子供の頃の世界ってどんなかんじだったか
思い出してしまうくらい。
特に、親の都合で引っ越した友達に、もう二度と会えなくなったと考えていたことを思い出して、
当時の世界の狭さを痛感しました。
誰だって変さ
大人が子供を安心させるために言うのはわかりますが、
これがクリスの口から出てきたのが印象的でした。
クリスがすごく大人に見えるし、これが子供同士の会話なのが良いですね。
町がちっぽけに見えた
人間の成長を表現するのに、これ以上の言葉が思いつきません。
つい2日前までは世界の全てだった町が、ちっぽけに見えること。
今いる町が全てではないし、学校が全てでも、会社が全てなわけでもない。
あの12歳の時のような友達はもう2度とできない
別に1人で楽しめるので寂しいわけではありませんが、
ふと、友達がいないなぁと考えることがあります。
特に働くようになってからは、仕事関係で会う人はいても、
きっと転職したら会わなくなるだろうし。
無理をして交友関係を広げようとしたこともありますが、
結局疲れるだけで終わってしまったし。
まとめ
最近観ている他の名作映画は、もっと早く観ていればよかったと感じましたが、
スタンド・バイ・ミーについては、今観て良かったと感じました。
きっと子供のころに観ていたら、つまらなく感じていたかもしれません。
死体を見つけてヒーローになるって?なんで死体見つけたのに匿名で通報したの?
なんで学校で喋らなくなっちゃったの?とか考えてしまって。
忘れていた子供の頃の思い出や、子供の頃に描いていた将来について、
映画を観終わった今でも、私のスタンド・バイ・ミーが続いています。
あの頃に戻れる良い映画でした。
また、繰り返し観る映画になりそうです。