【映画】夜明けのすべて【ネタバレ有り】

まいピザ

こんにちは。
今年の目標は週に1本は映画を観る、
まいピザです。

今回はAmazonPrimeVideoで視聴できる
映画夜明けのすべてについて紹介します。

この記事はネタバレを含みます。

目次

この映画について

月に一度、PMS(月経前症候群)でイライラが抑えられなくなる藤沢さんはある日、同僚・山添くんのとある小さな行動がきっかけで怒りを爆発させてしまう。だが、転職してきたばかりだというのに、やる気が無さそうに見えていた山添くんもまたパニック障害を抱えていて、様々なことをあきらめ、生きがいも気力も失っていたのだった。職場の人たちの理解に支えられながら、友達でも恋人でもないけれど、どこか同志のような特別な気持ちが芽生えていく二人。いつしか、自分の症状は改善されなくても、相手を助けることはできるのではないかと思うようになる。

引用:夜明けのすべてを観る|Prime Video

そんな子じゃないんです

開始早々の藤沢さんの行動に、ずっとハラハラしていました。

会議の準備をしながら眠くなっちゃったときとか、
せめて床にぶっ倒れて寝てくれ!そしたら心配はされても怒られないだろうから!と祈っていました。

どうしようもなくなってその場から逃げ出してしまう気持ちもわかるし、
その姿を見た周りの人たちもどうしていいのかわからないですね。

…動画まで撮らなくても良かったんじゃない?とは思いますが。

言葉のすれ違い

初めて山添君の家に行った時の言葉のすれ違いが、見ていて辛かったです。

「お互い頑張ろう」という言葉が気になって「同じじゃない」と返してしまったり、
「同じじゃない」という言葉を「俺の病気の方が大変だ」と受け取って「PMSはまだまだだね」と返したり。

それから関係が深まって、お互いの病気について「パニック障害は飲み会とか断りやすいからいいよね」、
なんて冗談を言い合えるようになった姿に、お互いの成長を感じました。

千尋さんに感情移入

個人的に千尋さんに感情移入をして、辛い気持ちになりました。

前の職場から山添君と付き合っていて(作中で明言はありませんが)、
一緒に病院に通ったり、心配している様子が見えましたが、最終的には
ロンドンへの転勤が決まったタイミングで別れることに(これも作中で明言されていませんが)。

どうしても山添君の病気が判明してからは、以前と同じように接することができなかっただろうし、
パニック障害の原因がわからない以上、自分の存在自体が前の職場での嫌な出来事を
思い出させてしまうのではないか、と悩んだこともあったと思います。

山添君の家にお守りを届けに来た藤沢さんに会ったとき、
どんな気持ちになったのか…。

好きなセリフ

夜が存在しなければ、地球の外の世界に気づくこともなかった

藤沢さんのナレーションのシーンのセリフはどれも良かったですが、
特にこの言葉が印象に残りました。

ずっと元の職場に戻ることを考えていた山添君が、パニック障害や藤沢さんとの出会いをきっかけに
少しずつ変わっていき、今の職場で働き続けることを決めたシーンと重なって、
かなり好きなセリフになりました。

移動式プラネタリウムについて楽しそうに語る山添君、良かったですね。

まとめ

この映画を観る前は、PMSという病気のことは知らなかったし、
パニック障害は、人がたくさんいるところに行くと発作が起きてしまう病気、
程度の知識、というかイメージしかありませんでした。

第一印象からの先入観や、勝手なイメージで判断しないで、
今目の前にいる相手のことを考えて、思いやることができる人間になりたいと
思わせてくれる良い映画でした。

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