
こんにちは。
今年の目標は週一で映画を観る
まいピザです。
今回はAmazonPrimeVideoで視聴できる
映画ショーシャンクの空にについて紹介します。
この映画について
とある刑務所の受刑者が勝ち取り、分け与えた解放と救い-。誰の心にも静かに、爽やかな感動が訪れる…。
引用:ショーシャンクの空に (吹替版)を観る|Prime Video
ただ脱獄をするだけの話じゃない
サムネイルから2人で脱獄をする物語だと勝手にイメージしていましたが、そんな話ではありませんでした。
作品名は当然聞いたことがあったし、アンディが雨に打たれている姿を見たこともありましたが、
今回ようやく観てみることに。
感動して泣くような作品だと思っていたので、途中で止めなくても良いように準備万端で観始めましたが、
泣くというよりは、あらすじにあるように爽やかな感動が訪れる作品でした。
アンディの目的
物語の冒頭から、冤罪を証明するために行動するわけでもなく脱獄のために努力している素振りもなく、
刑務所での生活を受け入れているように見えるアンディの姿に、目的がわからず、不気味さを感じていました。
仲間にビールを振舞うように頼んだり、図書館の予算について手紙を書き続けたり、
看守たちの税務処理を手伝ったりと、刑務所内で快適に暮らすために努力しているようにも見えて、
あれ?本当に奥さんを殺したんだろうかと心配になるくらい。
いつから脱獄を考えていたか
物語の流れとしては冤罪を証明できるかもしれないトミーが殺害されたことがきっかけに見えますが、
最初にロックハンマーの調達をレッドに頼んだ時に細かくサイズを指定していたことを考えると、
最初から脱獄を考えていてもおかしくない気がしてきます。
最後にロックハンマーの隠し場所が明らかになりましたが、
回想シーンにあったように壁に名前を刻んでみて、初めて穴が掘れそうだと気が付いたわけではなく、
聖書の中に隠せるサイズで穴を掘ることができる道具を探していたのではないかと。
レッドの苦悩
ブルックスの自殺の知らせを受けて、もったいないと言う仲間たちに対して、冷静に
刑務所の外では生きられないと悟っているレッドの姿がとても印象的でした。
ここにいるみんな冤罪だと軽口をたたきながらも、アンディに対して俺だけは有罪だ、と語るレッドは
この時点でもう十分に更生しているように感じました。
最初は憎み、しだいに慣れ、頼るようになる
レッドが刑務所の塀に対して言ったセリフですが、他のことにも言い換えられるような気がします。
このセリフを聞いて一番最初に考えたのが、自分にとっての刑務所の塀は何なのか、でした。
一度でも転職を考えたことがある社会人にとっては会社が塀になるだろうし、
もしかすると家庭が塀になっている人もいるかもしれません。
名言
本当に良いセリフが多い作品で、映画や小説はセリフから好きになることが多い私にとっては最高でした。
- ブルックスここにありき
- ベートーヴェンがいた。ここに。
- 必死に生きるか、必死に死ぬか。
- 彼のいない日々は空虚だ
- 希望は永遠の命
- 太平洋が青く美しいと良いが
最後の謎
アンディが脱獄することは全く想像していなかったので、脱獄までの回想シーンは驚きの連続でしたが、
最後に1つだけ気になる謎が…。
穴をふさいでいたポスターってどうやって上手く貼り直したんだろう…。
まとめ
この先繰り返し観ることになるであろう良い作品でした。
いろんな作品の感想で書いていますが、もっと早く観ていれば良かった。
今オススメの映画を聞かれたら、ショーシャンクと答えます。
自分の頭の中で作り上げているショーシャンクの塀を乗り越えて、
旅に出たくなるような素敵な映画でした。