私が購入して追いかけている作品の1つ、雨瀬シオリさんのここは今から倫理です。について
紹介していきます。
※以降の感想はネタバレを含みません。
あらすじ
「倫理」とは人倫の道であり、道徳の規範となる原理。学ばずとも将来、困る事はない学問。しかし、この授業には人生の真実が詰まっている。クールな倫理教師・高柳が生徒たちの抱える問題と独自のスタンスで向かい合う――。新時代、教師物語!!
Amazon商品ページより
きっかけ
X(旧Twitter)で数ページ紹介されているのを見て、興味を持ったので読み始めました。
就職や労働についての話をしているシーンだったと思います。
爽快なお悩み解決の話ではありません
明確な回答で生徒の悩み事を解決していく、
という話ではなく、解決したりしなかったりします。
人によっては少しモヤッとするかもしれません。
考えさせられることが多い作品
まあそうだよな、という話から
自分だったらどうするだろう、という話まで、
考えさせられることが多い作品です。
あくまで主人公は倫理の教師で、カウンセラーというわけではないので、
教師という立場から接する必要があり、そのあたりのもどかしさも感じられます。
好きな名言がきっと見つかる
偉人の言葉を引用して各話でいくつもの名言が出てくるので
自分に合う名言もきっと見つかります。
私は倫理の授業を受けたことがないのですが、実際にあんな感じなんですかね。
人から相談されたときに使ってみたい言葉があったりしますが、
なかなかそんな相談をされる方の人間ではないので、
今のところ使ったことはありません。
それに学生から主人公に向けた言葉でハッとさせられることも多くあります。
現役の教師の方が読んだときにどんな感想になるのかちょっと気になります。
だいぶ大人向けの作品
舞台は学校ですが、大人向けの作品だと思います。
自分が学生のときにこの作品があっても、あまり響かなかったかもしれません。
考えを言語化してくれる
漠然と考えていたことを言語化してくれて、
読んだ後に誰かと話がしたくなるような作品です。
特に主人公が学生の頃の先生が言ったセリフが好きで、
これまでそっち側の視点は持てていなかったので、少し視野が広がった気がします。
このあたりについては、ネタバレありの感想を書くかもしれません。
まとめ
最近最新刊が発売して全8巻の作品なので追いかけやすい作品です。
特に、悩み事を相談されて、うまく対応することができなかった
経験がある方におすすめです。