この言葉について
私が影響を受けている作家の森博嗣さんの著書
【「やりがいのある仕事」という幻想】にあった言葉です。
なりたかったらもうしているはず
森博嗣「「やりがいのある仕事」という幻想」より
就職の相談で一番多い、「どうしたら小説家になれますか?」という相談に対する言葉で、
小説家になりたかったら、もう小説が十作くらい書けているはず。
だからそれを出版社に投稿するだけだ。というものです。
本の概要
【「やりがいのある仕事」という幻想】は森博嗣さんの著書の1つで
独特の切り口から仕事についての考え方がまとめられている本です。
今回紹介する言葉以外でも、考えさせられる言葉が多く、
目次を見るだけでもこの本の良さがわかってもらえると思います。
「「羨ましがられたい」という感情」
「仕事をしていると偉いのか?」
「無理に働く必要はない」
「好きなことが最良とは限らない」
など…
タイトルの通り、仕事にやりがいを求めて悩んでいる社会人はもちろん、
これから就職活動をする学生にもおすすめできる本です。
第一印象
たしかにそうだな。
実際行動しないと何も始まらない。
私自身、〇〇がしたい。しようと思っている。などと言って、口だけの状態が嫌いなので
この言葉にはかなり共感できました。
1に行動
以前別の記事でも書きましたが、まずは行動をしなければ何も始まりません。
私も実際にFXや株を始める前は、投資を始めようと思ってるけど、
なんか難しそうだしもう少し勉強してからにしよう…。
などと考えてずっと先延ばしにしていましたが、今考えると完全に無駄な時間でした。
準備や事前に考える時間が無駄というわけではないですが、
やりたいことがあれば、まず行動するべきだと思います。
常に意識
このブログでも目標として、新しいサムネイル画像を作る、
タイトルの画像を作ると何度も書いていましたが、結局昨年中は実行できず
口だけで終わってしまっていました。
気を抜くと行動せずに口だけで終わってしまうので、
常に意識していきたい言葉です。
真似をするには冷たいかも
これまでこのブログで紹介してきた言葉は、いつか私が誰かに言いたい言葉でもありましたが、
この言葉は少し冷たいかもしれません。
森さんは「温かさ」は自分で感じるものだと書いていますが、
私の場合は余程中の良い人か、期待している人にしか言えないかもしれません。
結論
別に仕事に全ての情熱を捧げている方が間違っているとは思いませんが、
私の場合は、仕事が全てではない。という森博嗣さんの考え方がマッチしたので
とても共感しながら読み進めることができました。
筆者が書いている意見に対して自分の考えを整理することができるので、
仮に、この本のテーマに反対の意見を持っている方が読んでも良いかもしれません。
仕事に対して少し気持ちが軽くなり、趣味に対する姿勢も変わったので、おすすめです。
このように、仕事についてこれまでの考え方が少し変わるような内容がまとめられているので、
気になった方は、ぜひ目次だけでも読んでみてください。